課題 「危険」
投句者数・・・50名
投句数・・・138句
今回の課題は「危険」でした。
危険と聞くと私は、最近の子供たちは危険の察知能力が低下しているように
感じたりしています。
というのも、最近は顕著に守られ過ぎていることもいえます。
人間も動物の一種、元来動物たちは危険な目に合うことによって
学習します。すなわち、今の子どもたちは学習、経験する場が少なすぎるのかもしれません。
我が子を危険な目に合わせたくないのは、親にとって当然の願いかもしれん。
しかし、危険をすべて外した環境下で育った子供たちは真に危険の度合いは
解からないかもしれません。
公園の遊具一つとっても、遊ばせ方を親が教え間違ったら叱って何が
危険なのかを痛みをもって知るのも子供ひとつの経験になると思います。
それが、全てではありませんが、危険なことがいかに危険な事なのか、
知らせる難しさ、それは永遠の課題になるかもしれませんね。
川柳担当の育村でした。
<秀作賞>
教室の一つの咳に続く咳 希望
<佳作>
絶対安全・原発事故は起きました 大福餅
逆走と遭いブレーキが悲鳴上げ なごみ
助けたい命を張った消防士 青空
ゼロ金利儲け話に落とし穴 悠々
あれあれであれが出てこぬ朝の膳 たけやす
殺す気か免震偽装呆れ果て 間 弦月
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