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第1162回 川柳おたまじゃくし

第1162回 川柳おたまじゃくし

課題 「冬」

投句者数・・・51名
投句数・・・144句

さて、今週の課題は「冬」でした。
私は、四季の中でも滅法好きな季節です。
熱さよりも、寒さのほうがまだ耐えられるのは
もちろんの事、冬独特の自然現象、
雪や霜といったものが好きなのも、
その一因だったりします。

大人になると、どうしても雪は、
余計な仕事を増やす要因として、
嫌われがちですが、雪組生まれの自分には、
冬の到来を告げる、便り的な存在で、
欠かせない存在だったりします。

雪が降り積もる、静かな空なども、
雰囲気が出ますし、雪で作られる
雪像なども、やっぱり綺麗だなと思います。

日本の四季は、美しいものと言われます。
皆様が感じ取った「冬」の一句、
今週もお楽しみください。

川柳投句まとめ担当の育村でした。

konshuno

<秀作賞>
冬欅どの枝も星止まらせて            春よ来い来い

<佳作>
冬晴れを余すことなく使い切る          相模秋茜
半券を日記に挟む聖夜です            タック
お茶の間に紙の雪降るクリスマス         みつ子
裸木となってしがらみ見えてきた         Xジャパン
春めざしじっと我慢の旅支度           粘土おばさん

 


冬が来た身の内にある本能寺           飯田 ふく江
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